初めて海外へ—それが僕の旅の原点になった。
僕が初めて海外に行ったのは、高校の修学旅行で訪れたカナダでした。
バンクーバー、ビクトリア、ウィスラーの3都市を巡る6日間。
当時はまだスマホもSNSも今のように発達しておらず、世界の景色を“リアルタイムで見られる”時代ではありませんでした。
だからこそ、目の前に広がるすべての景色が新鮮で、衝撃的で、心を揺さぶる体験ばかりでした。
この旅がなければ、僕は今のように海外へ興味を持つことも、30か国以上を訪れるような人生になっていなかったと思います。
今回は、僕の“旅の始まり”となったその初海外の体験を書いていきます。
バンクーバー:初めて触れた“海外らしさ”に圧倒された
初めての訪問地はバンクーバーでした。
市内観光では、街並み・空気感・すれ違う人々…どれも日本とは全く違い、歩いているだけで胸が高鳴ったのを覚えています。
特に印象に残っているのは 「FlyOver Canada(フライオーバー)」 というアトラクション。
まるで空を飛んでいるかのようにカナダの大自然を巡る映像体験で、当時の僕にはそれが衝撃そのもの。
「海外ってこんなにスケールが大きいのか…」と圧倒されました。
ビクトリア:英語が話せなくてカオスだったけど、それも良い思い出
バンクーバーからフェリーで日帰りでビクトリアへ。
ここでは現地の高校生が街を案内してくれるプログラムが組まれていました。
ただ問題は…
誰も英語が話せなかった(笑)
身振り手振りでなんとか意思疎通しようとするものの、互いに伝わらない状態で、今思えば完全にカオス。でもそのぎこちなささえも含めて、あのとき感じた「文化の違い」を全身で体験できた時間でした。
ウィスラー:大自然の中でカヌー、そして野生のクマとの遭遇
修学旅行後半は列車に乗ってウィスラーへ移動。
ここでは山のふもとの湖でカヌーを体験しました。カナダの雄大な景色に囲まれ、言葉にできないほど気持ちの良い時間でした。
そしてケーブルカーで山の上へ向かう途中、なんと野生のクマを発見。
「本当にいるんだ…!」と興奮と少しの恐怖が混ざったあの瞬間は、今でも鮮明に思い出せます。
“刺激”と“未知”にあふれた6日間が、今の旅好きの原点
スマホで世界中の景色を見られる今とは違い、当時は事前情報ゼロ。
だからこそ、見るものすべてが新しく、刺激的で、心に強く残りました。
バンクーバーの街並み、ビクトリアでの拙いコミュニケーション、ウィスラーの大自然。
そのどれもが、
「もっと世界を見てみたい」
という気持ちのきっかけになりました。
間違いなく、僕の旅のスタート地点です。
これからも、このブログで“旅で得た学びや気づき”をどんどん発信していきます。
質問や気になることがあれば、ぜひ気軽にコメントください。あなたの声がとても励みになります。

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